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小口鍼灸院

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鍼灸治療について

養生について

東洋医学では古来より『病気になって医者に行くのは、のどが乾いてから井戸を掘るようなもの。戦いが始まってから武器を作るようなものだ』と言われています。

それだけ養生を大切なものだと考えているのですね。

これは病気の予防をしましょうという事ではありません。
病気の予防というだけでは、悪いところばかりを探してしまい、いわゆるマイナス思考になってしまいます。

養生というのは病気の予防もさることながら、私達の人生をより充実したものにするための行為や心がけまでも含んでいるんですね。

つまり『感情の安定』 『自然との調和』 『体力の安定』を心がけ、行動して行くのです。
人間も自然の一部です。季節によって順応していかなくてはいけないということですね。

素問という古典には季節による養生法が書かれています。簡単に解釈してみますと・・・

春は「発生」の季節、冬に潜伏させていた気を発散し、天地間の万物は活き活きとし発生する。

そんな春の養生として...

遅寝をしても良いが朝は早めに起きる。春に陽気を胸いっぱいにし楽しむ。
散歩なども良いでしょう。

髪をしばらずゆったりとし、体をのびのび動かす。そして心の中の意欲を起こし、育てる。

さあやるぞーーーという気持ちを抑えこまない。

これを怠ると、夏に寒性の病になりやすい。クーラー病などがそうですね。

夏は生長の季節。天地間に陰陽の両気が盛んに交流し、万物がどんどん成長し花を咲かせ実らせる。

そんな夏の養生法は...

夜は遅く寝て朝は早く起きる。日の長さや暑さをいやがらず、「あー暑い」ではなく「あー暖かい」という気持ちで過ごすべきである。(そんな気持ちになれません!と言わず三日坊主でもよいから心がけてくださいね♪)

怒気を含まないよういつも愉快さを保つ。つまり植物が開花するごとく、人体も内の陽気をほどよく放散し、外界に目を向けて行動するようにしなければならない。

これにそむくと、おこり(一定の時間を置いて高熱を発する病気)になる。

秋は収斂の季節。万物が成熟して収穫される。

そんな秋の養生法は・・・

鶏と同じように、早寝早起きをするべきである。心を安らかにし、陽気をひそめて、天地の粛殺とした気の影響を和らげる。つまり、慌てず、急がず、騒がず、忙しすぎず、穏やかに・・・というところでしょう。

これに背くと、冬には下痢がちになる。

冬は閉蔵の季節。万物の生気が閉じこもる。天の陽気は万物から遠ざかる。

そんな冬の養生法は・・・

必ず早く寝、朝はゆっくりと起き、日の出日没に伴って起居すべきである。欲望・意思は潜めながら、すでに遂げたような満足感を保つ。

体内の陽気を洩らさないように、寒い刺激を避け、体を暖かく包む。

これに背くと、翌春に足がしびれ、腰が曲がる病気になる。とあります。

季節ごとの養生の行為・心がけは以上です。

しかしながらすでに何らかの病にかかっていたり、病とまではいかないが少し変、以前と違うなどと感じている方は是非東洋医学の門戸をたたいてください。

東洋医学には【未病を治す】と言う言葉があります。いまだ病になっていない病を未病と言い、何らかの信号が出ているはずです。

なんか変とか以前と違う状態を治していくことで、他の養生もできていきます。生活習慣も変わってくるでしょうし、食生活も良い方へと変わっていくかもしれません。

それに伴い本格的な病気から遠ざかり、活き活きと過ごしていけるのです。

「鍼をしてから風邪をひきにくくなった」とか、「花粉症が楽」、「お化粧のノリがよくなった」などの声を耳にします。特に風邪をひきにくくなったという方はとても多いです。

どんな治療法でも養生は必要です。再び病苦に悩まされないためにも、治療中は次の事項を守って下さい。

その他必要に応じて担当医から指示がありますが、最も大切なことは『あなた自身が真剣に病気を治そうとする心構え』です。

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